道路の日本史: 道路の重要性がよくわかる

 道路といえばローマである。ローマの道路に関する本は多いが、日本の道路に関する本は読んだことがなかった。しかし道路というのは重要なインフラである。その歴史をたどるというのが本書である。類書があまりないので、本書で初めて知る内容も多い。
 律令時代に情報網として整備された七道駅路は、直線道路になっていて、その経路が後の高速道路計画の経路とよく似ていたことなど、興味深いエピソードもたっぷりである。

 

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