勘定奉行の江戸時代:時代劇では悪役の代表だが 2019年12月1日 / コメントする 勘定奉行というと、時代劇では、たいていの場合、賄賂を受けて私服をこやす小役人の代表である。町奉行に関する本は多いが、勘定奉行を大々的にとりあげた一般向けの新書はあまりないので、興味深く読めた。 幕府の実務の要職だったので、身分でがちがちの江戸時代の中で、実力主義で抜擢される。でも、実力で抜擢ということは、何かあれば、あっさり免職になってしまう。厳しい仕事である。