勘定奉行の江戸時代:時代劇では悪役の代表だが

 勘定奉行というと、時代劇では、たいていの場合、賄賂を受けて私服をこやす小役人の代表である。町奉行に関する本は多いが、勘定奉行を大々的にとりあげた一般向けの新書はあまりないので、興味深く読めた。
 幕府の実務の要職だったので、身分でがちがちの江戸時代の中で、実力主義で抜擢される。でも、実力で抜擢ということは、何かあれば、あっさり免職になってしまう。厳しい仕事である。

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