ターン:二人称の小説はちょっと読みにくい-実は、この二人称に意味がある

 著者の「時と人」シリーズの第2弾。冒頭から、二人称で小説は始まる。正直言って、ちょっと読みづらい。途中で放り出さずに読み進めることができたのは、著者の筆力のなせる力だろう。
そして、読み進めるにつれて、この二人称表現に意味があったことがわかる。それが、どういう意味なのかは、是非とも本書を読んで欲しい。
 小説の面白さとしては、第1弾のスキップの方が、はるかに上であると思うが・・・。