定年男子定年女子:定年後の生活には「きょういく」と「きょうよう」が重要

 きょういくは教育ではなく「今日、行くところがある」。きょうようは教養ではなく、「今日、用がある」。確かにそうかもしれない。
学校卒業後、ずっとサラリーマンをやってきて、平日には、必ず「会社」という「今日、行くところ」があった。それがなくなるのが、定年ということだ。そして、新たに「今日、行くところ」を作り出す必要があるというのは、目から鱗である。
全体的に、深刻にならずに、定年後の課題と実践提案とがまとめられている。特徴的なのは、男女で差のあるところも、きっちり触れられていることである。題名通りである。
 後期高齢者の仲間入りをするまでは働きたい。仕事をする以外に「今日、行くところ」を作れる自信はない。勤め先の定年後再雇用は、65歳で打ち切りである。さすがに65歳で雇ってくれる会社もないだろうし。何か、副職を見つけ、65歳以降もできるようにしたいものだ。

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