彷徨える艦隊7:第2部の開幕

 シリーズの第2部の開幕である。前の敵は、人類であった。考え方も違うが、それでも、コミュニケーションが可能であった。今度の敵は、異星人である。どんな種族なのか、さっぱりわからないという状態で、敵陣に乗り込むことになる。
 前のシーズンでは、主人公が、仲間の信頼を得るまでの、主人公と仲間の葛藤を中心に話が進んできた。第2部では、主人公は、仲間の圧倒的信頼を得ている。だが、敵が全く見えないという状態である。同じ登場人物たちなのだが、異なる状況で、また物語が楽しめそうである。ただ、会話文の翻訳が、少し直訳すぎて、どこか臨場感にかけるのが、このシリーズの欠点なのだが、ストーリーの面白さが、この欠点をカバーしている。

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