世界の鉄道紀行:ここまでして鉄道に乗るのか-驚きの世界鉄道事情

 こんな危険な状況の中でも鉄道に乗るのか、という驚きの鉄道紀行である。私は、鉄道ファンではないので、この気持ちはわからない。でも、そういう人がいるおかげで、世の中にはこんな鉄道があるのだ、ということを知ることができる。
 たとえば、フィリピンには、鉄道に向かって石を投げる習慣があるという。だから、窓には網をつけないと窓ガラスはなくなる。こんな習慣があるとは知らなかった。
 チャレンジの度合いも半端ではない。クーラーのない車内よりも、屋根の上の方が快適なところでは、筆者も屋根の上に上がる。地雷原を走る鉄道にも乗る。復路のことが気にかかりながらも、その日には帰れない鉄道にも乗ってみる。
 ただ、写真がないのが残念だ。少し値段を上げても、写真入りにすべきであった。

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