紙の動物園:短編SFの秀作

 あまり短編は読まない。でも、表題作が、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞の三冠の作品ということで、手に取ってしまった。確かに、紙の動物が動き出すところが眼に浮かぶような、情緒あふれる作品だ。
 これ以外の作品も、一気に読ませるというよりは、ゆっくりと読むことが似合う作品が多い。久しぶりに、短編らしい短編を読んだ、という感想である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。