証拠死体:そんなに凝ったストーリーではないのだが、登場人物の意外な行動でひきつけられる

 検屍官シリーズ第2弾。若い女性作家が殺され、その後、連続殺人が続く。連続殺人でひきつけるというのは、前作と同じである。ストーリーの骨格も、なんとなく前作と似ている。
 だが、登場人物の面白さで、読ませてくれる。たとえば、マリーノ刑事。本当にいい味を出している。この人は、いつ寝ているのだろう?とか、主人公の元恋人って、っ主人公はいったい何歳なんだろう、とか。

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