検屍官:シリーズの原点

 現在20巻にもなるシリーズの原点の作品。DNA鑑定が決定的な証拠でなく、自宅からのコンピュータアクセスも電話モデムの時代である。しかし、主人公が検屍官という特殊な職業であるということで、ミステリー小説としての面白さを出している、という意味では、あまり類のない作品なので、今でも面白く読める。