2015年6月アーカイブ

 ミステリ小説の中で、いろいろなランキングで1位だったので、なんとなく自分には合わないと思っていた本だが、思い切って読んでみた。
 ある程度は楽しめたが、やはり自分の好みではなかった。少しストーリーが強引なのだ。Amazonのレビューでも指摘されているように、アレックスの正体を隠すために無理をしているのである。

 

 主人公は、フォン・ノイマン式自己複製ヒューマノイド。この主人公のフェイルセイフという人間を守るための機構が、という内容で、いかにも、アシモフ以来のロボットものの好きなSFファンの興味を持てる設定である。
 さらには、眠ることをデフラグといったり、機能不全に陥ることをブルースクリーンと言ったり、コンピュータ用語もふんだんにちりばめられていて、なかなか面白い。
 ジェットコースターSFという触れ込み通り、次々と展開は変わっていく。でも、残念ながら、メインストーリーがあまり面白くないのである。正直言って、読み終わった満足感に欠ける。

 

 ゴッドファーザーという映画が好きだ。PART3までのブルーレイを持っているくらいである。
 なので、ゴッドファーザーのマイケルのモデルになった人物が書いた本ということで、読んでしまった。この本で書かれているのは、映画ではなく実際の抗争の話である。まあ、全て本当というわけでもないだろう。でも、少し退屈なのである。結局、誰かが裏切った、とか、そんな話の連続である。映画は、そういう部分を映像にしているから引き込まれるのだ、ということがよくわかった。

 

 学歴というのは、なんなんだろう?社会に出てから30年経っても、たまに、学歴の話が飲み会の話題になることがある。
 そんな学歴に関する不思議を、自分の体験もふまえながら、かなり赤裸々に述べている。だが、これとても、著者が東大ではなく、早稲田出身だからこそ書けることだ、と思ってしまうのも、学歴にこだわるゆえなのかもしれない。