パナマの死闘:時系列的には第5巻だが執筆としては第1巻

 前から感想を書いているホーンブロワーシリーズの第5巻。いよいよ主人公は、フリゲート艦の艦長として大活躍する。
 ただ、読んでいて少し違和感があった。文章が少し堅い気がしたのだ。解説を読むと、ホーンブロワーシリーズの執筆としては、この巻が最初の作品だったらしい。その後、好評に応じて、ホーンブロワーの若い頃の活躍も執筆していたらしい。
 ストーリーとしては面白いのだが、文章としては前巻までの少し自由な感じの文章の方が好きだ。

 

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