世界は四大文明でできている:圧縮され整理された知識を学べる

 リーダー向のためのリベラルアーツ的な宣伝にしているようだが、誰もが学ぶべき教養という位置づけで十分なのではないだろうか?四大文明のコアは宗教である、ということ自体が、日本人には理解できないところがある。しかも、その中に仏教は入っていない。なぜなら人数が多くないからだ。
 宗教としては、本当は、多神教の方が多いが、数少ない一神教をコアにした文明の人数が圧倒的なので、世界は一神教的な価値観で動いているというのも、目に鱗である。しかも、その一神教の神様は実は同じ神様で、それぞれの宗教が対立しているのは、神様が違うからではなく、その神様の解釈や扱いが違うが故の対立である、とか・・・。
 まあ、識者から見れば、いろんな指摘はあるだろう。でも、世界の見方として、こうした四捨五入した大局的な視点は初めてである。