人生の手引き書:年配者の説教は年をとってから身にしみる

 若い人に読んで欲しいという趣旨のレビューが多い。その通りだと思うが、若いころに手にとっても、説教臭いと思うだけかもしれない。もちろん、著者が述べていうように年配者からの説教をまとめたのだから当たり前かもしれないが。
 私も、中高年だ。そして、この手の本の書かれたことが身にしみるのは、実は中高年になってからなのかもしれない。著者のように、若いころから素直に耳を傾むけることができたら、もっと、まともな人間になっていたのだろうなあ、と思う。でも、今からでも遅くないのだ、きっと。

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