ミレニアム3:3部作の最高傑作

 も傑作であった。でも、本作は、その中でも最高傑作である。
 リスベットに関する公安警察の陰謀を、ミカエルをはじめとする狂卓の騎士たちが打ち破る、というストーリーだ。
 でも、公安警察のような権力に対し、人権を真じる人々が結束するというストーリーを書ける国がうらやましい。日本では、こういうストーリーは現実ばなれしているというように、一刀両断の評価になるのではないか。