バラヤー内乱:個性的な登場人物達

 さすが、ヒューゴー賞・ローカス賞受賞作だけあって、一気に読める。登場人物が構成的である。前作「名誉のかけら」の続編ということで、その個性的な登場人物の何人かの過去が前作で描かれている。もちろん、独立した小説として読めるように、説明はあるのだが、前作を読んでいない私には、登場人物になじむ時間が必要であった。前作を先に読む方がいいのかしれない。

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