ウケを狙ったのか、題名と内容が食い違っている。副題の「人事評価の真実」がぴったりの内容である。もっといえば、若手社員のための人事評価の真実である。
会社の説明する人事評価制度は、建前である。
人事評価は結局は人がする。本当に客観的な評価などはあり得ない。では、どのように評価されているのか、という実態をあからさまに書いてある。少なくとも30年以上サラリーマンをやってきた私の経験に当てはめると、半分以上はその通りだ。所属していた会社が違うのに、半分以上その通りというのは、日本の伝統的な会社にあてはまることも多いのではないだろうか。