サークルK・サンクスのドメイン名が競売:いくら何でも早すぎるだろう

 https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/02385/?P=1によると、サークルK・サンクスが使っていたドメイン名が競売にかけられているという。この記事では、このドメイン名を悪い奴が買い取ってフィッシングサイトにするという危惧があると指摘されていた。あり得る話だ。
 この話と次元が違うが、昔、会社の事務所の移転にあたり、会社の電話番号が変更になるということがあった。その時、昔の電話番号をそのまま何年か保持しておくように総務から指示があった。使わないのにお金を払うのだ。なぜかというと、その電話番号を手放したとたん他の誰かの電話番号になる。会社の電話番号が変わったことを知らない人が、その電話番号に会社の名前で電話する。それで迷惑をかけることがあるというのだ。特に電話番号は、取引先には変更のお知らせを送るので、そんな古い電話をかけてくるのは、質の悪い電話セールスであることが多い。だから余計に迷惑をかける恐れがあるのだ。
 ブランドイメージの低下につながるくらいなら、使いもしない電話料金を払うのは、安いものなのだ。結局、5年以上、その電話料金を支払ったことになる(電話料金は、部署負担なので、毎月、使いもしない電話料金の経費処理をしていた)。
 この経験から言って、このドメイン名も何年か持っているべきだったのではないかと思う。ドメイン名の料金くらい安いものだ。競売で入ってくるお金だって、100万円程度らしい。会社の規模からいって、今、手放さなければならない理由は全くない。お粗末としか言いようがない。

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