10連休明けの出勤

 転職して、初めての長期休暇。中小企業なので、G/Wも暦通りで、長期連休ではいのだが、今年は10連休。まあ、前職はメーカーだったので、10連休程度は慣れているのだが、転職後すぐの長期休暇だったから、連休明けに嫌にならないか少し不安であった。
 実際には、そんなことはなく、気軽に仕事ができている。よかった。

私の転職日記(4):定年退職者の就活はきびしい

 転職市場といっても、若い人と,定年退職組とはえらい違いだ。それは、先方の気持ちになってみればわかる。会社の大半は、60歳定年、最強で65歳まである。そんな会社に、60歳から働きたいと言っても、現社員の定年退職組の再雇用で精一杯で、他の会社の定年退職組など、論外であろう。
 登録した転職サイトの担当者にも、それは、はっきりと言われた。実際、年齢不問の応募条件の会社に応募しても、書類ですぐに×になることが多かった。応募した次の日に×というのは、どう考えても、まじめに考えた結果ではなく、年齢だけで×にしているとしか思えない。

私の転職日記(3):何がしたいのか?

 この年になって、自分の進路を考えるというのは、不思議な気持ちである。でも、人生100年時代、再雇用を選択するにしても、考えた上での決心にしようと思った。
 あらためて考えてみると、再雇用で5年間仕事をするといっても、結構長い。子供は独立しているので、どうしても学費をかせがなくては、というようなしがらみもない。
 技術者は、天職だと思っている。できれば、自分の技術で、また技術開発の前線に立ちたい。でも、その技術は、組み込み技術で、今流行のAIのような技術ではない。たぶん、今の職場では、管理職をリタイアした組み込み技樹屋は必要としてそうはない。
 定年後くらい、自分の天職をやりたい。それも、5年ではなく、10年くらいは、現役で働けるとことがいい。
 そう思った時点で、天職活動を決心していた。

私の転職日記(2):始まりは先輩からのメール

 もともと前職の会社には、定年後の再雇用制度があった。定年退職する人のかなりの割合で(感覚的には80%くらい)で再雇用を選択していた。残りの半分が転職組、半分が仕事をせず悠々自適組であった。
 そんな訳で、定年退職半年前の時点では、そのまま再雇用というつもりでいた。
 ところが、ある日、先輩の転職組の人からメールが来た。転職活動するならそろそろだぞ、というメールであった。別に、その人が勤めている会社に来い、という話ではなく、後輩の進路を心配してメールしてくれたのだ。
 それまで、再雇用を、と思っていたのは、確たる考えがあったわけではない。その

先輩のメールをきっかけに、少し自分の進路を考えようと思った。いつまでたっても、先輩というのは、ありがたいものである。