そもそもの発端が、先輩からのメールであった。その後、その人も含め、3人ほど、実際に転職した先輩と会って、相談することができた。
この年になっても、身近なロールモデルがいるかいないかは重要である。
月別: 2019年5月
データベースソフトの桐がまだ現役だとは
前に、エディタの老舗MIFESが現役ということにびっくりした話を書いた。これ以上に、びっくりしたのがhttps://nkbp.jp/2PqRY2である。桐・・・。私は使ったことがない。でも、ワープロソフトの松で有名だった会社が出したデータベースソフトだったというのは知っている。本当に、久しぶりに名前を聞いた。使いこなしている会社にとって、他のソフトへの乗り換えはリスクが高すぎる。この手の製品は、本当に、前方互換を維持しながらの継続こそが重要だ。
とうとうパジェロの国内生産が打ち切り
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190423-OYT1T50135/は、ヒット商品も結局はいつかは消え去るということだ。正直言って、自動車には無知なので、三菱の車はほとんど知らない。そんな中で、唯一、見てわかる三菱車だった。それほど、特徴のある印象を与える車だったのに、残念だ。まあ、軽自動車全盛時代には、はやらない車であることは確かだが。
AppleとQualcommとの和解がIntelの開発計画に影響を与えているとは:逆だと思っていた
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1180547.htmlという記事が載っていた。AppleとQualcommが和解したので、AppleがIntelのチップを使うことがないだろうということで、Intelが5Gチップの開発を中止したという記事である。
このあたりの事情を知らない私は、因果関係を逆にとらえていた。Intelが5Gの開発を中止したので、Appleが5G対応するためにはQualcommのチップを使わざるを得なくなったので、和解した、と思っていたのだ。
なんと1Gbpsで通信可能な電力線通信
最近通信といえば、無線だ。5Gのサービスの開始時期も決定した。Wi-Fiもどんどん高速化している。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1904/16/news047.htmlによれば、電力線通信でも1Gbpsを達成したという。家庭では、通信は、ほぼWi-Fiになってしまった。電力線通信は、Wi-Fiの補完でしかない。でも、選択肢が広がるということは、いいことだ。
ソフトバンク孫氏 ビットコインで150億円損失:個人投資なら問題ないよなあ
http://mx4.nikkei.com/?4_–_129112_–_794758_–_27というニュースがあった。これを聞いて思ったのは、個人投資なら問題ないよなあ、ということだ。さすがに巨額なので孫さんといえども、少しは影響するのだろうけど、その損失をソフトバンクにつけかえたりしないなら、何の問題もないだろう。
私の転職日記(6):実際の転職活動
結果的に、主として利用したのは、リクルート・エージェントであった。ここは、自分の情報を求人の会社に情報提供するという選択肢を選択すると、求人会社からも欲しい人がいるとオファーできる仕組みがある。
実際に、求人情報を見て、ブックマークしておくと、そのブックマークした会社とか、その会社を担当しているリクルート・エージェントの担当者からオファーが来る。結局、オファーなしで応募した会社は、全て書類審査で×。このオファーで、3社ほど面談して、最初にOKしてくれた会社に就職することにした。給料は安いが、組み込み開発をやれるし、70歳まで働けるみたいだし、何より、面談で社長と話が合ったのが決め手であった。
活動全体としては、3ヶ月ほどである。定年退職組の就活は半年くらいが目安らしいので、まあ、早く決まった方だろう。結果的に、定年退職までに転職先が決まり、定年退職した翌月から仕事をすることができた。
私の転職日記(5):転職サイトいろいろ
職務経歴書を2週間くらいかけて作成して、いろんなサイトに応募してみた。反応は、いくつかに分かれる。
・全く何の返事もないとこと
・応募された職歴に適した職を紹介できません、と体よく断りを入れてくるところ
・一応、その求職サイトの担当者に面談できるが、その後、全く何も紹介のないところ(意外にこのパターンが多い。これなら、最初から断られる方がましだ)
・担当者とは、電話でしか話ができないが、一応、まじめに紹介してくれるところ
もう一つは、ハローワークである。飯田橋のハローワークには、中核人材確保支援センターというのがあって、求職者の経歴を登録して、それを見て会社からオファオーが来るという仕組みがあった。これも利用してみて、4件ほどオファーがあった。少しミスマッチだったので、この仕組みでは決まらなかったのだが、いい仕組みだと思う。でも、ちょっと検索してみたら、この仕組みは中止になったらしい。
エディタの老舗MIFESが今も現役とは
https://nkbp.jp/2IAmyWPは、昔からPCを使っていた技術者にとってはびっくりだ。私も、PC9801でMIFESを使っていた。今でこそ、統合開発環境というのはあたり前だが、昔は、コードはエディタで書くものと相場が決まっていたのだ。そして。当然のことながら、技術者が最も使うツールは、エディタであった。そのエディタは良いものを使うということで、当時は、わざわざお金を払ってエディタを買っていたのである。MIFESは、他のエディタソフトを圧倒するキビキビとした動作だった。いつからMIFESを使わなくなったのかは覚えていない。MIFESは高価だったので、VZ Editorに乗り換えたのだと思う。VZ Editorは、個人でも購入できる金額だったので、個人でも購入し、自宅でも会社でも同じエディタを使いたかったので、会社の環境をVZ Editorに乗り換えたのだと思う。
自動車のリコールに制御プログラムの不具合:こんな状況で本当に自動運転やるの?
https://re.itmedia.jp/4qDqjPNkeは、組み込みソフトをやっている人間には、よくわかることだ。デジタル化することで、いろんなことができるようになる。でも、デジタル化の最大の問題は、全てのケースを洗い出せないと、バグになるということである。実世界での減少を全て分類し、漏れのないように、ソフトウエアに落とし込む。これは難しいに違いない。
この難しい制御技術の上に、自動運転技術が開発されている。制御技術は、今までの蓄積から、開発手法、設計手法がある世界である。それでも問題が起きる。自動運転は、AIという開発手法、設計手法が未開拓な、いわば実用としては未熟な技術だ。何か起きるかわかったものではない、というのが、組み込み屋の実感だ。