人生の諸問題 五十路越え:読者世代を選ぶ本-私にはジャストミート

 長く続く対談集の最後になるかもしれない本である。本人達は、まだ続けたいようだが。Amazonのレビューには、共感できないという感想が多く寄せられていた。確かにそうかもしれない。今までの対談集と異なり、昔話があまりにも多すぎるし、その内容も経験者しか共感できない内容も多いからだ。
 そういう話題が多くなっているといいうのは、2人が年を取ってしまったということでもある。五十路越えという副題は、そのあたりの事情をうまく表現している。
 だが、私のように、同じ年代の読者には、ジャストミートである。

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