60歳からの勉強法:和田秀樹の持論が多すぎるが

 勉強におけるインプットとアウトプットの関係において、60歳を過ぎればアウトプットに重きをおくべき、という本である。だが、その中で、かなりの部分をインプットとしての基礎学力の重要性について述べられている。60歳の人間に今さら言われてもと思うが、同感する部分も多い。できれば、別途、違う本で主張して欲しかった気もするが。
 肝心のアウトプットについては、その重要性を述べるに留まり、いつもの和田秀樹流の方法論が少し少ない。次作を期待する。

 

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