フォークの歯はなぜ四本になったか:題名は魅力的なのだが・・・

 フォークの歯は、昔から今のように4本であったわけではない。最初に登場してから、いろいろな変遷を経て今のような形になったのである。フォーク以外にもクリップとか大工道具とか、身近なモノが、どのようにして今の形になったのかを紹介する。
 技術者にとっては、魅力的な題名であり、魅力的な内容である。ただ、読み通すには少し時間がかかる。どうも私の期待する内容とはずれていたようだ。翻訳も少し堅い。
 ただ、類書がないのは確かであり、こうした身近なモノの開発物語もほとんどないので、貴重な本だと思う。

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