監修者の感想:本の売れ行きに影響があるのではないかと思う批判

 本書の監修者の感想が、本の虫: Bjarne Stroustrupのプログラミング入門書の査読の感想に書かれている。結構きびしい内容である。
 第1版は読んだことがあって、第2版を今から勉強しようと考えている私にとって、本書の限界がわかってよかった。
 本書が初心者向けになっていない、という指摘は、全くその通りだと思う。私は、一応、C言語の経験はある(といっても、組み込み技術者なので、少し特殊な経験者だが)。全くの初心者は、最初の数章で挫折するのではないか、と思う。
 Cの経験者が、C++を学ぼうと思うときに、良さそうな本がなかったので、本書を勉強しようと思っている。でも、C++の正しい作法は、別途、勉強する必要があるのかもしれない。