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 高校生が、一夜明けると、中年の女性になっている。周囲の時間は、ちゃんと進んでいて、一夜明ける前の、自分と同じ年の娘までいる。
 こんな設定の小説が、違和感なく、読ませてくれる。この読後感はなんといえばいいんだろう?ちょっと不思議な読後感である。

 家康の部下としては武将たちが有名である。天下をとるまでは、当然そういう部下たちが活躍する。しかし、一方で、家康が来るまでは、ほとんど何もなかったに等しい江戸を首都として建てていくには文官たちの活躍が必要になる。
 治水、利水という都市建設には当然の工事から、貨幣鋳造のようにへ~という分野まで、どのように江戸が建てられていくのかを興味深く読んでいける。

 前から感想を書いているホーンブロワーシリーズが、これで完結する。士官候補生から提督までの活躍を描いたシリーズだ。さすがに海軍提督というのは、偉くなりすぎて、艦長の頃が一番面白かった。

 前も感想を書いたホーンブロワーシリーズの第9巻。題名の通り、セーヌ湾で起きた反乱を鎮圧する話と、その後で貴族になったホンブロアーが再び陸上で戦う話とが収録されている。反乱の鎮圧の方は面白いのだが、どうも陸の戦いは、私と相性が悪いようであまり面白いとは思わなかった。

 前に感想を書いた「燃える戦列艦」の続編である。前作で捕虜になったホーンブロワーが母国まで戻るまでの、ほとんどが陸上での話である。ホーンブロワーシリーズは、海の話でないと、ちょっと拍子抜けである。

 前から感想を書いているホーンブロワーシリーズの第6巻である。主人公は、とうとう、海佐の中でも下から4分の1くらいのところに位置し、戦列艦の艦長になる。副長は、前巻から引き続きブッシュだ。前巻で、少しロマンスが芽生えかけたバーバラの結婚相手が提督となり、例によって、現場を知らない無能な提督のせいで大変な目にあってしまう。
 1つ1つは、短いエピソードの積み重ねで、ホーンブロワーの活躍が描かれる。

 前から感想を書いているホーンブロワーシリーズの第5巻。いよいよ主人公は、フリゲート艦の艦長として大活躍する。
 ただ、読んでいて少し違和感があった。文章が少し堅い気がしたのだ。解説を読むと、ホーンブロワーシリーズの執筆としては、この巻が最初の作品だったらしい。その後、好評に応じて、ホーンブロワーの若い頃の活躍も執筆していたらしい。
 ストーリーとしては面白いのだが、文章としては前巻までの少し自由な感じの文章の方が好きだ。

 

 前作では、海尉のままで艦長になったが、本艦は海佐として正式の艦長となったホーンブロワーの活躍を描く。とはいっても、年功序で言うと下っ端なので、小型艦の船長でしかない。しかも、部下は総入れ替えである。前作では、優秀な副長がいたが、本作の副長はあまり優秀とはいえない。しかも、ドイツの王子まで引き受けるはめになってしまう。
 前にも書いたが、やはり艦長としての活躍は、わくわくさせられる。

 前に感想を書いたホーンブロワーシリーズの第3巻である。主人公のホーンブロワーは、海尉のままで、いよいよ小さいながらも艦長に就任する。個人生活としては、下宿の娘マリアと心ならずも結婚してしまう。
 やはり、小さな艦であっても、艦長というのは、圧倒的な存在感である。どんなに不利な状況でも、知恵と勇気で乗り越える。そうした艦長としてのホーンブロワーの中編エピソード集だ。

 

 前にも書いたが、コノホーンボロワーシリーズは、これを原作とするドラマがあって、このドラマも素晴らしい。本巻も、ドラマになっている。前作は、中編集であったが、本作は、レナウン号に乗り込んだホーンブロワーと、ブッシュの2人が主人公で、海よりも陸で活躍する物語だ。